歯周病

JR平井駅より
徒歩5分

診療時間
09:30 ~ 13:30//
15:00 ~ 18:30//
  • ※土曜日 午後診察のみ14時30分~17時30分
24時間WEB予約

03-3636-8687

キービジュアル
他院で「抜歯」を宣告された方へ

「原因」にアプローチすれば
歯を残せるかもしれません!

  • 歯周病を何度も繰り返している方
  • 抜歯しか治療法がないと言われた方
  • 長期間、治療を続けている方
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
 上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
セカンドオピニオンや短期集中治療にも対応しています

日本人の「約半分」が歯周病?

歯周病は虫歯のように痛みが出にくいため、気づかないうちに進行してしまう怖い病気です。歯がグラつき、最悪の場合は抜けてしまうこともあります。令和4年の厚労省調査では、47.9%の方に歯周病の兆候が見られました。日本人が歯を失う最大の原因ともいわれる歯周病ですが、原因や治療法はすでに明らかになっています。再発しやすい一方で、生活習慣の見直しと適切な治療により、改善・完治も十分可能です。

再発につながる「2つの原因」

 歯周病でお悩みの患者さんから、当院には次のような相談が数多く寄せられます。
  • 歯周病治療を続けてもゴールが見えない…
  • 治療と再発を繰り返して諦めかけている…
  • 最終的には抜歯を宣告されてしまうことも…
歯科医院でしっかり治療を受けているのに、なぜこうした状況に陥ってしまうのでしょうか? 大きく分類すると次の2つのパターンが考えられます。

理由1 生活習慣の改善が必要

 歯周病は「生活習慣病」であり、歯周病を悪化させる生活習慣を改善する必要があります。日々の生活を見直し、適切なブラッシングなどを行うことが重要です。

理由2 歯科医院での処置が「非科学的」である場合も

歯周病は、歯垢や歯石の除去だけでは改善しないケースもあります。患者さんの状況を正確に診断し、リスクを把握し、適切な治療を施す必要があります。
当院では、患者さんそれぞれの状況に合わせた治療プログラムを提案しています。

当院の歯周病治療プログラム

検査と診断

精密な咬合検査

当院では、CTやセファロなどの装置を使用して、咬合検査を実施し、歯周病の進行を遅らせます。

ポケット検査

 歯周ポケットの測定を通じて、歯周病の進行度を確認します。

CT検査/レントゲン検査

歯周病は顎の骨を溶かす病気です。レントゲンやCTを使用して、骨の状態を把握します。

口腔内写真

磨き残しや噛み合わせ、歯並び、治療後の進捗などを写真で記録し、状態を評価します。

治療について

当院では、基本的な歯周病治療(歯垢や歯石の除去)の他に、患者さんの状態や歯周病の進行度に応じた治療を提供しています。

歯科衛生性による「PMTC」

歯周病の予防・改善にはセルフケアが欠かせませんが、それだけでは不十分です。歯ブラシでは届かない歯間部や歯周ポケットの奥深くに残った汚れや歯石は、歯科医院で専門的に除去する必要があります。これを「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」と呼び、歯科衛生士が専用機器を用いて、歯の表面や歯ぐきのまわりを徹底的に清掃します。

「エアフロー」による細菌除去

  “エアフロー”を使用して、歯磨きでは取り除けないバイオフィルムを効果的に除去します。通常のクリーニングでは届かない歯周ポケット内の細菌もしっかり除去していきます。

内服薬で治療する「歯周内科治療」

実は、歯周病の中には薬で改善できるタイプもあります。精密検査で原因となる菌の種類が特定できれば、その性質に合わせて「ジスロマック」などの抗生物質を使った治療が可能になります。体の中から菌にアプローチすることで、より効果的な治療が期待できます。

重度歯周病の治療について

歯周病が進行すると、歯周組織が溶かされ、歯がグラグラしてくることがあります。その場合、「抜歯しましょう」という選択肢が出てくることも。しかしながら、当院では「歯周組織再生療法」を用いることで、抜歯を回避できる可能性もあります。治療法には「エムドゲイン療法」「リグロス療法」の2つがあります。

エムドゲイン療法

エムドゲイン療法は、「エムドゲイン・ゲル」という薬剤を用いて歯周組織を再生させる治療法です。歯の欠損部にゲル状のタンパク質を塗布することで、歯根部の細胞が刺激され、歯周組織が再生されます。

次の動画はエムドゲインが骨を再生させる様子です。ぜひ、ご覧ください。

リグロス療法

リグロス療法も、エムドゲインと同様の治療法です。歯槽骨に「bFGF」というタンパク質を塗布し、歯周組織の再生を促します。

歯周外科治療による深い歯周ポケットの改善

歯周病が進行し、歯周ポケットが深くなると、歯石の蓄積が問題となります。その際に行われるのが、歯肉を切開して歯石を取り除く歯周外科治療です。

「FOP法(歯肉剥離掻爬手術)」

局所麻酔の後、歯肉を切開して奥深くに溜まった歯石を取り除く治療法です。歯周ポケットが深い場合、通常の器具では取り除けないため、外科処置が必要となります。

「ルートセパレーション」

歯周病が進行し、歯根の分岐部に炎症が起こる場合があります。この病変には、ルートセパレーションと呼ばれる治療法があります。歯を分割して歯石を除去し、清掃やケアがしやすくなります。治療後は土台を作って被せ物を行います。

歯肉移植手術で「見た目」も美しく改善

歯周病治療後、歯茎の腫れが収まると、歯が長く見えることがあります。これは歯茎が退縮することで起こります。その際、見た目の問題を解消するために、「歯肉移植手術」という治療があります。

歯肉移植術は、高度な技術が必要なため全ての歯科医院で提供されるわけではありませんが、当院では、相談・治療が可能ですので、お気軽にご連絡ください。

短期集中治療にも対応しています/FMD療法

当院では、「FMD」と呼ばれる短期間で集中的に治療を行う方法にも対応しています。通常、歯周病が中等度以上の場合、口の中を6つのブロックに分け、4〜6回にわたって治療を行います。

1回ごとに約1週間の間隔を開ける必要があり、治療期間は1〜2ヶ月に及ぶことが一般的です。しかしながら、歯周病菌は約2週間で再び増殖してしまうため、治療中でも歯周病が再発する可能性があります。

このようなリスクを軽減するためには、「FMD(フルマウスディスインフェクション)」という治療法が有効です。この治療法では、一度の処置で全ての歯を治療し、抗生物質を服用して歯周病菌を完全に除去します。数回の処置で済むため、再発の心配がありません。重度の歯周病」や「迅速に歯周病を改善したい」という方におすすめの治療法です。

注目!「マイクロサージェリー」による精密治療

当院では「マイクロサージェリー」を導入しています。マイクロサージェリーとは、歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)を使って行う、細かく丁寧な手術のことです。肉眼では見えにくい部分を何倍にも拡大して見ることができるため、歯ぐきや骨などの小さな部分を傷つけずに、正確で負担の少ない治療が可能になります。


また、傷口が小さく済むため腫れや痛みが少なく、回復も早いのが特長です。見た目の仕上がりも自然に整いやすいというメリットがあります。

歯科衛生士の「担当制度」を採用

 

歯周病は継続的なケアが不可欠です。毎回異なる担当だと、患者さんの治療経過や口の状態を正確に把握するのが難しく、患者さんも都度同じ情報を伝えなければなりません。

当院では、このような問題を解決するために、歯科衛生士の担当制度を採用しています。患者さんごとに常に同じ衛生士が担当し、口の状態や生活習慣を把握し、適切なアドバイスを行うことができます。

 歯周病と全身の疾患の深い関係性

歯周病は「全身疾患」との関連があり、以下の疾患と深く関わりがあることが明らかになっています。
  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 肺炎
  • 動脈硬化
  • 早産
  • 低体重児出産
特に、糖尿病と歯周病の関係は深いとされています。
糖尿病の方は免疫力が低下しているため、歯周病にかかりやすく、重症化しやすいとされています。歯周病菌は毒素や炎症物質を放出し、インスリンの働きを低下させ、糖尿病を悪化させやすくします。

糖尿病の方は歯周病が進行しやすく、歯周病の方は糖尿病の悪化につながる可能性があると言えます。また、妊娠中に歯周病が悪化すると、胎児にも影響が及ぶとされています。

歯周病は単なるお口の病気ではなく、全身疾患を引き起こすリスクがあることを忘れず、治療を受けることが重要です。妊娠中でも歯周病の治療は可能ですので、安定期(4~8カ月)に受診されることをおすすめします。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

24時間WEB予約
  • 東京都江戸川区平井4丁目5-5
    スズオビル 1階
  • JR平井駅から徒歩5分