親知らずの抜歯

JR平井駅より
徒歩5分

診療時間
09:30 ~ 13:30//
15:00 ~ 18:30//
  • ※土曜日 午後診察のみ14時30分~17時30分
24時間WEB予約

03-3636-8687

キービジュアル
日本口腔外科学会「認定医」が在籍

難症例もお任せ!
外科経験豊富なドクターが担当

  • 「睡眠無痛治療」で痛み/不快感に配慮
  • 「ピエゾサージェリー」で腫れを最小限に
  • 「口腔外科専攻」の歯科医師が在籍
  • 治療前
  • 治療後

親知らず=「必ず抜歯」ではありません

親知らずは必ず抜歯しなければいけないのですか?」という質問をよくいただきますが、結論としては、患者さんのお口の状況によって異なります。斜め横向きに生えている場合や、歯列を圧迫している場合は、早めに抜歯をするのが望ましいです。
しかし親知らずが正常な位置にまっすぐ生えていて、噛み合わせにも問題がなく清掃もしっかりできる場合は、無理に抜く必要はありません。むしろ、その親知らずを将来的に入れ歯ブリッジ土台として活用できる可能性もあります。

親知らずを抜歯する「メリット」と「デメリット」

メリット

  • 歯ブラシが奥まで届くことで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができる
  • 磨き残しが減ることで口腔内の衛生環境が整い、口臭の改善にもつながる

デメリット

  • 治療後、数日間腫れることがある
  • 抜歯後にできた穴に食べ物が詰まることがある
親知らずを抜くかどうかは、患者さんのお口の状態によって異なります。自分で判断するのは難しいため、まずは歯科医師に相談し、検査と診断を受けることが大切です。親知らずの状態や今後のリスクを把握した上で、最適な対応を選択することができます。

「安全性」の追求をするために

親知らずの抜歯は、簡単な処置で済むケースから、難症例と呼ばれる複雑なケースまでさまざまです。そのため、事前にしっかりと診査・診断を行わないと、治療が予想以上に長引いたり出血が多くなったり、一時的に麻痺が生じる可能性があります。これらのリスクを避けるために、当院では「CT」を導入し、親知らずの位置や周囲の組織を詳細に確認することで、正確な診断と計画を行っています。

さらに、処置中の痛みや腫れをできる限り抑えるため、「伝達麻酔」や「ピエゾサージェリー」を使用しています。

「CT」による診査・診断

CTは、従来のレントゲンとは異なり、顎の骨の厚さ神経の位置まで立体的に確認できる検査方法です。この技術を使うことで、親知らずがどのように生えているか、周囲の神経や血管との位置関係を正確に把握できます。そのため、特に埋まっている親知らずや神経に近いケースでも、事前に詳細な分析が可能となります。
CTを活用することで、余計な切開や骨を削る必要が減り、治療の安全性精度が大幅に向上します。

「伝達麻酔」で麻酔効果が広範囲に長時間持続

お口の奥は麻酔が効きにくいとされており、通常の治療で使用する浸透麻酔では痛みを感じる場合があります。そこで当院では、浸透麻酔に加えて「伝達麻酔」を併用しています。伝達麻酔は、神経の根元に麻酔を施す方法で、浸透麻酔よりも広範囲に効果が及び、持続時間も長いのが特長です。このため、痛みをしっかり軽減できるため、患者さんは安心して治療を受けられます。

「ピエゾサージェリー」の活用でより痛みを少なく

当院では外科処置が必要な際に、「ピエゾサージェリー」という機器を活用しています。この機器は超音波の振動を利用して骨などの硬い組織だけを切削するため、歯肉や血管などの柔らかい組織を傷つけることなく、安全に処置を行うことができます。

ピエゾサージェリーを使用することで、従来のドリルと比べて振動や音が少なく、患者さんにとってストレスが軽減されます。また、余分な組織を傷つけないため、術後の腫れや痛み、出血が少なく、回復も早くなります。

女性の方へ:親知らずの抜歯は「妊娠前」に

妊娠中はホルモンバランスの変化により、虫歯歯周病のリスクが高まり、親知らず周辺の歯茎が腫れて痛み出すことが少なくありません。しかし、妊娠中に親知らずを抜歯する場合、通常通りの処置が行えないことがあります。これは、お腹の赤ちゃんへの影響を考慮し、レントゲン撮影や麻酔、内服薬の使用に制限がかかる可能性があるからです。

そのため、親知らずの抜歯は可能な限り妊娠前に行っておくことをおすすめします。

コラム患者さんの「負担」を軽減する睡眠無痛治療

抜歯は通常の歯科治療に比べて痛みや不安を伴いやすい処置です。患者さんの中には、「痛みに耐えられるか心配」「恐怖で治療を受けられる自信がない」といった不安を抱える方も少なくありません。そこで当院では、そうした不安を軽減するために「睡眠無痛治療」を提供しています。
睡眠無痛治療は、鎮静薬を点滴で投与することで、患者さんをウトウトとしたリラックス状態にしながら治療を行う方法です。この状態では、治療中の痛みや恐怖心をほとんど感じることがなく、気づいたときには治療が終わっているため、安心して受けていただけます。また、嘔吐反射が強い方や歯科恐怖症の方にも適した治療法です。抜歯や歯科治療に対して不安がある場合は、一度当院にご相談ください。

 

親知らずQ&A

親知らずの抜歯は上下左右を均等にする必要がありますか?
必ずしも両方を抜歯する必要はありませんが、反対側も同じような状態になっている可能性はあります。不安がある方は、ぜひご相談ください。
親知らずと歯並びに関係性はありますか?
横向きや斜めに生えた親知らずは、隣の歯を押してしまうことがあるので、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。
どんな親知らずでも抜歯可能ですか?
ほとんどの親知らずの抜歯に対応していますが、心臓病や糖尿病などの全身的なリスクが高い方、極度の歯科恐怖症で全身麻酔が必要な方、また抜歯によって神経や血管を損傷する可能性が高い方などは、大学病院などの高度な専門性を持つ医療機関への紹介が必要になる場合があります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

24時間WEB予約
  • 東京都江戸川区平井4丁目5-5
    スズオビル 1階
  • JR平井駅から徒歩5分